フィギュア&ミュージカルモード

フィギュアスケート(オタク)とミュージカル(ニワカオタク)とコスメの話が中心です。PC夏ど真ん中(ブライト&クールサマー)の脂性肌。

ロンドン旅行記⑪5日目ウォレス・コレクションでイギリス貴族生活を覗く

昨日歩きまわったので、今日はちょっとゆっくり目。

 
相変わらずパンとシリアルだけの朝ごはんですが、モリモリ食べて出発。
 
 
今日は夜ミュージカルを見るので遠出はせずに美術館とお買い物DAY。
 
先ずは前回行けなかったセルフリッジズ!
有名ブランド物がたくさんあってなんともおセレブな雰囲気。
と言ってもブランド物には縁遠いので、行き先はデパ地下✨
デパ地下って日本も海外もどうしてこんなに楽しいんでしょう💕
 
 
クリスマス時期だったので、クリスマスのお菓子がたくさん売っていました。
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超巨大パネトーネ!直径50cm以上ありそう。
お値段およそ60000円。
 
 
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マニアックなお米が売られてて面白い。
 
 
 
ブランド物にはさほど興味がないし何よりポンドが高くてお得感0なので、さらっと楽しんで、とっとと次の目的地、ウォレス・コレクションに向かいます。
 
その道中こんなものを見つけました。
 
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ワニ!!
 
ロンドンのお家はほぼ必ず半地下のベランダがあって物置やゴミ置場になっているんですが、ここはそのスペースをまるまる潰して池を造っていました。
 
なんだここ、と思ったら
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ラコステの店舗でした。オシャレー
 
ちなみここは、セルフリッジからウォレス・コレクションに向かう道のDUKE streetにあります。
 
DUKE streetをまっすぐ進むと目的地ウォレス・コレクションです。
ここは、元侯爵家をそのまま美術館にしたというなんとも素敵なところ。

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 馬車が乗り付けてもおかしくないお館。すてき!
 
東京の庭園美術館もそうですが、建物自体が美術品って、ハートをくすぐられます。
更に素晴らしいのが、侯爵の集めた絵画・陶器・アクセサリー・甲冑などなど展示物がたくさんあるのになんと入館料無料!!
この建物と美術品は、現状通り保つことを条件に国に寄付されたそうなので、他所に貸し出しされません。
ブーシェやベラスケス、世界史の教科書で一度は見たことのあるフラゴナールの「ぶらんこ」等超有名作家の作品をたくさん保有しているのですが、ここにあるものはここでしか見られないのです。
これは絶対に行かなくては!と日本にいるときから決めていました。
 
 
この美術館は、元がお屋敷とはいえ個人宅なので、大英博物館ルーブル・オルセー・大英博物館のように暴力的な展示面積ではなく比較的見やすいです。
また、観光客はもちろんいるのですが、それ以上に現地の方がよく来られている様子。特にお年寄りの方が多くて、ご老人たちの憩いの場にお邪魔しているような気持ちになりました。
おじいちゃんと7,8歳くらいの男の子が仲良く見に来られているのがほほえましかったです。おじいちゃんの絵画の知識が大変深そうだったのがまた素敵。
観光客が少ないからか、お年寄りが多いからか、とても落ち着いていて上品な雰囲気です。
ルーブルオルセーほどの広さはなくて疲れないのに、展示作品の数と有名作品の割合は他の有名美術館に引けを取りません。
 
どれだけすごいかというと、予備知識以上の有名作品の量に驚いて写真を撮るのを忘れたくらいです!!!!
後で見返したらウォレス・コレクションの写真が2枚しかなかった。。。
 
フラゴナールの「ぶらんこ」、なんで写真撮らなかったのかな…
いや、たぶん、あまりにも有名な絵画ばかりで、「こんな有名な作品私が写真撮らなくてもネットにたくさん落ちてるし、写真撮るくらいなら本物をじっくり見たほうがいいはず!」と無駄に意識が高くなってしまったからだと思われます。
ほかの方も上品に見ていらっしゃったので、音が鳴るiPhoneカメラを出す気になれなかったというのもあります(iPhone6カメラ音大きすぎ!!)。
 
ということで、数少ないウォレス・コレクションの写真で、なんとかこの美術館のすばらしさをお伝えしたいと思います。
 
 

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お分かりいただけるでしょうか(作家名間違えていたらごめんなさい…)。

 ムリーリョ、ベラスケス、ルーベンスレンブラント…!
素晴らしい超有名作品のオンパレードです!
 
 
  
伝わらない分はぜひこちらをご覧ください。

www.wallacecollection.org

展示品をネット上で見られます。

 
  
 
で、今日のお昼ごはんもここで食べます。
というのは、美術館のカフェがとっても素敵とガイドブックに書いてあったので、アフタヌーンティーをランチ代わりにすることにしました。ちょうどアフタヌーンティー.uk
にオファー(割引)も出てたのでちょうど良かったです。
 
 
 はやめにウォレスコレクションに来たので、予約した時間までまだだいぶんある。
せっかくなのでちょっと戻って、前から気になるあのエリアに行ってみることにしました。
 
 
去年行けなかったあの人に会いに行きます!
そのお人とは…
 
もちろん、シャーロック・ホームズ先生です!
 
 
去年地下鉄でBaker streetののかわいらしいホームズシルエットのタイルを見て、次は必ず来ようと思っていました。
 
ホームズに関しては赤毛連盟ボヘミアの醜聞とかしか読んだことのないミーハーなのですが、やっぱりロンドンに来たら会ってみたい!
ベーカー街221Bに行きたい!!
 
ということで歩いてきました。
 
 
でも、ホームズ先生にお会いする前に、ちょっと寄り道。
 
かわいいチョコレート屋さん

www.rococochocolates.com

 

ここでチョコレートをいくつか買って、ホットチョコレートも♡♡

お昼前なのは気にしない。。

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飲みかけ写真でごめんなさい…

映画「chocolat」でジュディ・デンチが「チリペッパーインホットチョコレート?!」

って言ってたやーつ!
 
あったかくて、濃厚で、かすかにピリッとして、寒い時にちょうど良かったです。
おいしかった!
 
 
 
 
 
 
 さて本題。
 
ベーカー街はホームズの世界を残したクラシックな感じなのかしらと思いましたが、ほかの街に比べて結構ごみごみしています。
大学が近くにあるからか、若者も多くて、日常感のある風景です。
 
そんな雑多な駅前に、先生はいらっしゃいました。
 
 
 
 

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はじめまして!
 
 
 
 
写真を撮っている観光客も多いですが、とかくここは歩道が狭い!
道行く人の邪魔にならないようにささっと撮りますが、なにぶん背景があまり美しくないのがちょっと残念笑

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 東京だといってもおかしくない
 
 
すぐちかくにマダム・タッソーもあります。
 
 

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  ここもなんとなくスルー
パリのマダムタッソーもホテルのすぐ近くになったので、両方行っていればマダムタッソー通になれたかも?
 
 
 
さてさて、ここからもう少しだけ進んだところに、ありました!221B!!
 

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めっちゃかわいい外観!!
 
ホームズ先生の書斎(博物館)を拝見するには入場料がかかりますが、隣のお土産屋さんであれば無料で入れます。
小さいながらもシャーロキアンが好きそうなホームズグッズがいっぱい。
平日でそんなに混んでないのかなと思われましたが、それでもひっきりなしに観光客がやってきます。
 
みんなかなり興奮した様子でお土産物の帽子をかぶったり、ひげグッズを手に写真を撮ったり。
店員さんも警官さんやメイドさんの格好をしていてとってもキュート。
 
 
博物館は3000円くらいしたので、残念なら今回は行けませんでしたが、お土産屋さんだけでも楽しめました。

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次はもっと勉強してから来よう!博物館はまたその時に~
 
 
 さてウォレス・コレクションに逆戻りして、おひるごはん。
 
もう一回ちらっと展示室を見てからいけるのも無料のおかげ!
 
ここは中庭の天井がガラス張りになっていて、サンルームのようなカフェになっています。

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私たちはアフタヌーンティーの予約をしていたので名前を言うとすぐ席に案内してもらえました。
 
二人分のアフタヌーンティーがこちら。
 

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一番下は卵サンド・スモークサーモンとクリームチーズのサンド・ハムのサンド。
 
真ん中はレーズンのスコーン。
 
一番上はオレンジとチョコレートのムース・レモンメレンゲタルト、そしてバッテンバーグケーキのオーセンティックなアフタヌーンティーセットです。
 
全体的にバッサリした感じもいかにもイギリス風?笑
 
 
紅茶は南部鉄器のような鉄瓶になみなみ入ってきます。
 
スコーンは外はかたそうですが中はフカフカ系。
 
レモンタルトは酸味があっておいしかった!
 
このカラフルなバッテンバーグケーキ、アフタヌーンティーでは定番のお菓子と聞いていたのですが、食べるのはこれがはじめてかも??
周りのマジパンは結構甘いですが、でもこれもなんだか外国風でよいよい。
 
高級なお味では決してないけど、比較的リーズナブル&気楽にアフタヌーンティーを
楽しむには良いところでした。
静かでゆったり、という感じではありませんが、椅子は大きくてフカフカだし、隣とのスペースも結構空いているし、奥様達がランチを召し上がっている様子もおしゃれでした。
 
 
一人£18.5で、オファーがあったので、そこから£7.5のディスカウントがあり、サービス料(12.5%)含めて二人で£33.3。
決して安くはないけれど、ちゃんとランチに入ろうとすると£15くらいするのでこんなものかな。
 
 
 
展示品よりもカフェが有名なかんじのするウォレス・コレクションですが、ぜひ!
 ぜひ!!館内をじっくりみて名画たちを楽しんできてください!
 
カフェもいいけど本命は展示品!
 
ぜいたくな館内に、イギリス貴族生活の余韻を感じられるはずですーおすすめ!
 
 
そうそう、ここの地下に降りるとき、階段でまぎれもなく上流階級のマダムをお見掛けしました。
キリッとしたお顔に、真っ赤なスーツに、羽根つきのお帽子!
絶対に貴族の方だわ…。
 
 
ロンドンの上品な生活を少しだけ垣間見た気がして、とても楽しかったです。
 
私は次回も必ず行きます!!