フィギュア&ミュージカルモード

フィギュアスケート(オタク)とミュージカル(ニワカオタク)とコスメの話が中心です。PC夏ど真ん中(ブライト&クールサマー)の脂性肌。

『プリンス・オブ・ブロードウェイ』観劇

POBを観劇してきました。今、この興奮を書き留めておかなくてはと、急いで書いています。

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ワールドプレミア ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』
今日のラミンファントムはなんだったのでしょう?
ハロウィンに見たファントムは、(ラミン比で)かなり大人のファントムになっていたように思えました。
クリスティーヌを自分の希望として見ているのは同じなんですが、大切で愛しい宝物を見ているような目で、25周年の時のような猛々しい感じや、憧れの眼差しで見つめているわけではなくて…。クリスティーヌを導くファントムでした。

それが、11/14ソワレのファントムは、ガラッと変わってお色気ファントム!!

最初の立ち方からして違うんですよね。
自信に満ちた堂々とした立ち振る舞い。
うっすらと微笑んで大人の余裕を醸し出しつつも、クリスティーヌのことを全身で誘惑しにかかってました。
クリスティーヌの顔を背けさせてから自分の方を向かせる時なんて、キスした?!ってくらい顔が近いんですよ!!!(顔近付けすぎた?)
ファントムの方からどんどん触れていくし、手つきもエロい笑。
クリスティーヌもね、触発されてか、気絶してお姫様だっこされた時にちょっとファントムに抱きつきにいってる笑
それを感じたラミンファントムはちょっと目を見開いてから、嬉しそうにぐっと抱え直して、微笑みながらコートの上に寝かせるのよーー!!!!
しかも離れる前に手にキスしちゃうし。
なんなのよ、誰よあんた?!
25周年の時はクリスティーヌに触りたくて触りたくてたまらないけど触れないウブな奴だったくせに!
手震えてたくせに!

すっかり成長しちゃって…笑

ピンと伸ばした小指は前のままでした。
あの小指、綺麗で可愛くて好き。



ここまで吐き出して、ようやく落ち着いてきました笑


POB1回目は、舞台のテーマとかストーリーと曲の関係性などを考えていたんですが、2回目は気づいたらそんなこと全く考えず(理解を深めたくて見に行ったのに)、ただ楽しんでしまいました。

正直1回目で通わなくても良いかなと思ってしまったので、2回しかチケット取らなかったんですが(というか金欠の自分に言い聞かせた)、やっぱり素晴らしい舞台でした。


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キャスティングボード(10/30ソワレ)


POBの入り口はラミン目当てだったんですが、ラミンもさることながら女性陣の素晴らしさに圧倒されました。
どの方も歌も演技も桁違いの巧さ!
パワフルで魅力的で、すっかり女性陣のファンになりました。

11/14ソワレは、マチソワでお疲れなはずなのに、特に女性陣がノッてました。
SHE LOVES MEのブリヨーナさん、EVITAのマリアンドさん、A LITTLE NIGHT MUSICのエミリーさん、SWEENNY TODDのナンシーさん!皆さんほんっっとうに素敵だった!!
そしてケイリーもホームラン級の出来!トゥナイトではラミンをくってしまいそうな勢いでした。
ラミンも、カーテンコールにてケイリーの腕をとって「彼女やってくれたよ!凄かったよね!」とアピールしてました。

柚希礼音さんも足の上がり方が凄いですね!
10/31ソワレ公演では、歩く時はレディなのに踊り始めると男役らしい豪快さが出るのがちょっと面白かったです笑 物凄い速さでパカーンと足が開くんですよね。
でも、11/14ソワレ公演では足の上げ方や運び方に工夫されていて、俳優さんって日々進化し続けているんだなあと感じました。

そうそう、ダンスと言えば話題のラミンですが笑
彼も本人比で上達していたかなと思います。
ダンスになると途端に所作がおっさん臭くなって、指を鳴らしながらステップ踏むところなんてドリフターズのようでしたが、ちょっと改善されていました。
何より1番の難所だったタキシードでのダンスシーン!
10月は真顔かつものすごいスピードで駆け抜けていっていて、必死!って感じだったのですが、今日の公演では笑顔を浮かべていて、リードも少し慣れたようでした。
はける直前に足が余って苦笑いしていましたが、それはご愛嬌笑

以前プロのダンサーさんがマッチョな人は踊りにくいし見栄えも悪いと言っていましたから、ラミンもそうなのでしょう。
個人的にはもう少し筋肉を落とした方が彼のラインは美しくなると思うんですが、筋トレ趣味の人ってそういうこと考えませんもんね…鍛えること自体が目的だから…。





舞台自体は、市村正親さんがハロルドプリンスとして彼のショービズでの生き様?を語っていきます。彼の話にシンクロさせるようにミュージカル曲が選ばれているので、違うミュージカルを次々に見せられているのに、1つのストーリーを追っているような感覚になります。
彼の人生をミュージカルで語っていく。ミュージカルには人生のすべてが詰まっていると感じさせられました。
運に恵まれた、と言ってるけど本人そんな風にはこれっぽっちも思ってないな、とも思いましたが笑


ちゃんと見直して、言いたいことをまとめようと思ったけど、結局夢中で見てしまったのでとりとめなくこんな感じになりました笑

東京は来週が千秋楽!
疲れの溜まる頃ですが、出演者の皆様には体調を崩すことなく頑張ってほしいです。