フィギュア&ミュージカルモード

フィギュアスケート(オタク)とミュージカル(ニワカオタク)とコスメの話が中心です。PC夏ど真ん中(ブライト&クールサマー)の脂性肌。

ロンドン旅行記⑫5日目オペラ座の怪人を観に行く!

お久しぶりです、大福です。

いい加減旅から1年経とうとしているので、最後まで書き切ろうと思います。

情報が古くて申し訳ないですが、お付き合い頂けたら嬉しいです。

 

 

さてお昼を食べて、またこちゃこちゃとお買い物。

去年行けなかったフォートナム&メイソンでお土産と夕飯を買ったあとは、今回の旅のメイン、オペラ座の怪人の観劇!!

 

しかも、ファントム役はあのジョン・オーウェン=ジョーンズ(通称JOJ、またの名を熊)!

JOJがファントムをやると聞いて、「何が何でも絶対に行く」と心に決めていたのでした。

 

でも、ロンドンを再訪する本当の決め手は、クリスティーヌ役のキャストを知ったことだったと思います。

去年ウエスト・エンドで見たレミゼで、ファンティーヌを演じたCelinde Schoenmakerさんがクリスティーヌを演じるんです!

(私の低いリスニング力では「セリンデ」とも「セリンダ」とも聞こえるのですが、とりあえず「セリンデ」と書いておきます。)

 

私は去年、セリンデさんのファンティーヌを見て感激してボロッボロに号泣したので、この2人が組むなんて最高じゃない!と超興奮しました。

 

もちろん、チケットを取る前に2人のスケジュールをチェック(セリンデはHPにしっかり休演日が書いてあり、JOJはtwitterに書いてました)して、2人とも出るであろう日をチョイス。

それでも本人たちの体調によっては出ないこともありえるので、出てくれますように…と念じながら、当日を迎えました。

 

で、私はどうしてもセリンデに、去年のファンティーヌをみて感激して必ずまたロンドンに来ようと思ったこと、大好きなオペラ座をやってくれたことが嬉しくて見に来たことを伝えたかったので、ささやかなプレゼントを日本から持っていくことにしました。

そして一応、公演前日に、本人のTwitterアカウントに「明日楽しみにしています、ステージドアで待ってます」とコメント。

 

ウエスト・エンドは日本と違って出待ちOKらしいので、友達にお願いして待たせてもらうことにしました。

 

 

そして夜!1年ぶりのハー・マジェスティ!

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綺麗!素敵!

 

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あああJOJになってる!!(当たり前)

 

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ステージドアの下見。

この看板、欲しいな…かわいい

 

 

で、いそいそと中でチケットを引き取り。

Eメール画面を見せるだけでもらえました。

このシステム、本当に便利。チケットを日本においてくるという悲劇をおこす心配がないので、安心して見に行けます。

 

本日のキャスティングボード

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 これを見てようやく2人とも出るんだと安心しました。

 

座席は清水ダイブした£95のストール席!

18000円位(2015.11現在)しました…(今なら13000円…ぐっ)

 

それでもど真ん中のベストポジションですし、結果的にはチケット代以上の価値のある舞台だったので、大満足です。

 

 

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1年ぶりのシャンデリア!

 

 

で、JOJのファントムですが、めっちゃファントムでした。

JOJのファントムはまさに音楽の天使であり、クリスティーヌを音楽の頂へ導く先生。

しかもスパルタ。

数少ない観劇経験ですが、JOJのファントムはその中でも先生オーラが強かったように思います。

 タイトルナンバーのとき、クリスティーヌに催眠術で暗示をかけるシーンが巧みで…声は甘くて美しいのに眼光が鋭くて、クリスティーヌを支配しようとするファントム、て感じだったんですよね…

 色気がほとんどなくて、先生っぽい。

 

でも(だからか?)クリスティーヌをソファへ寝かせるシーンは割と雑笑

よっこらせ、と置いているのがちょっと面白かった笑  クリスティーヌ起きちゃうよ。

 

☝︎のシーンでもおもいましたが、JOJファントムは、天才と音楽狂の間を行ったり来たりしてる感じが強くてそこが良かったです。

 

私はファントムのことを「エロが先走る系」と「先生系」に勝手に分けているのですが、JOJはまさしく先生系でした。

クリスティーヌのことを自分の才能をつぎ込んで作った傑作としての存在から執着へと変わり、そこに彼なりの不器用な愛が加わるってところがわかりやすく表れていたように思いました。

全体的にクリスティーヌを支配する気満々。鬼コーチ。こわい。怒るシーンは本当に激おこがすぎるくらい怒ってました。

 

セリンデのクリスティーヌは、もちろんめっちゃ可愛かったです。

 ファントムのことを音楽の天使って話す時の夢見るような感じがかーわいいかわいい

で、墓地のシーンの「Wishing You ware〜」のときは、幼い自分に別れを告げる様子が表情に出ていてひたすら美しかった…

 

あと、ラウル役のナディムさんがイケメン!

爽やか〜で、お兄さんぶってるけどちょっとやんちゃな感じもして、でもクリスティーヌにはすっごく優しい雰囲気が出ていて、全体的にはベリーノーブル…

これは落ちる、間違いなくクリスティーヌ落ちる。

そして彼がイケメンであればあるほど、ファントムの哀れさが際立つんですよね…

最後の、クリスティーヌとファントムの別れのシーンで、泣くクリスティーヌに対するラウルの瞳の優しさと、肩に回した手の柔らかさが…!間違いなくヒーローでした。

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男性3人組のうち1番左がナディムさん

 

今回も素晴らしいファントムを見ることができました。素晴らしかった…

 

ただ、相変わらずマナー最悪な人も多かったですよ!

しゃべるくらいなら寝ていて!お願い!!と何度思ったことか…

高いチケットなんだから、みんなももっと楽しもうよ、と思ったのでした…

 

 

で、ついにステージ・ドアで出待ちの時間!

場所がここだってわかっているんですけど、誰もいなくて心配になります。

ステージ・ドアにきたのは、私達と、アメリカから来たカップル1組だけ。

この女性が、アン・ハサウェイ似(今回の旅で2度目のアンハサ似の女性)の超美人で、思わず話しかけてしまいました。

アメリカからJOJに会うために来たらしくて、緊張する…どうしよう…あった時になんて言っていいかわからない…と緊張している姿が可愛すぎ!

こっちで一緒に待ちましょう、と伝えて一緒にまっていたのですが、ずっと「ああどうしよう、緊張する、緊張する…帰ろうかな…」と言っていました。キュート。

 

 

 

ステージドアからパラパラと役者さんたちが出てきて、皆さんファンがいるとちょっとびっくりするのが面白い笑

寒いのにありがとうねーと手を振ってくれるひともいました。

そんな中、扉を開けて現れた超絶イケメン!

ラウル役のナディムさんです!!

待ってた私達を見つけると、パッと笑顔になって、「ラウル役のナディムです!今日は来てくれてありがとう!!」とあちらから声をかけてきて、握手をしに来てくださいました!!!

大福はもちろんテンパり、「日本から来ました、すごく素晴らしかったです!ありがとうございます!」とどうにか伝えたのですが、ナディムさんは「日本から!すごいよー嬉しいよ!ありがとう!!ロンドン楽しんでね!!!」とニッコニコにお答えくださって…

あんな輝くイケメン(しかも神対応)されたらひれ伏すしかない…ありがたや…

 

ナディムさんは、アン似の彼女の方(役者さんたちが来る度に下がっていってた)まで歩いて言って握手してたし、彼女よりさらに後ろにいた彼氏にも握手しに行ってました。

そしてありがとう!バイバイ!!と手を振って爽やかに去って行かれたのでした…

 

その後しばらくして、そうっとドアを開けて、キョロキョロっと辺りを見回して出てきたセリンデ!!

かわいいいいいいい!!!!!!

 

一気にテンションが上がった大福を見てわかってくれたらしく、「Twitter見たわ!」とお声を!泣くかと思った…

大福は本当に英語が得意ではないのですが、必死で「あなたのファンティーヌを去年見た、すごく感動的で美しかった、あなたに会いにロンドンに今年も来た、あなたのクリスティーヌを見れて本当に嬉しい」と伝えました。

セリンデは「so sweet, ハグしましょう」と言ってくれて、ロンドンに来てよかった、人生思い残したことない、と本気で思いました笑

 

で、日本から持ってきたプレゼントも無事渡して、お写真も撮っていただきました!

 

それがこちら

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かわいい!!!

大福は顔がデレデレ過ぎて、後日人に見せたら「こんなデレデレの大福見たことない」と言われました。

いい匂いがして、綺麗で、幸せだった…

 

 

で、最後にいよいよJOJの登場!

JOJはもう何度か生でみているので、セリンデよりは落ち着いて話せました笑

日本から来たよ!ソロコン行ったよ!と言っても慣れた様子で、ああ、JOJを追っかけてきたファンってすごく多いんだろうなと思いました。

最後にお写真も撮っていただいて、幸せな時を過ごすことができました。

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一緒に待っていたアン似の彼女も感涙してて、お互い「すごかったね、幸せだね」と感動しきりでした。

 

 実は、この日のためにゴールドのマジックを日本で用意していたのですが、日本に置いてきてしまったので、サインはなし。

でも、お写真撮らせて頂けたので良いのです…

 

一緒に待っていてくれた友人にも本当に感謝です。

 

 

このまま興奮しきりのうちにホテルに帰って、フォートナム&メイソンのパイで軽い夕飯。

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どちらもも美味しかったです。

 

そして、興奮して眠れないかも!とか言いつつ、あっという間に夢も見ないほど眠ったのでした。