フィギュア&ミュージカルモード

フィギュアスケート(オタク)とミュージカル(ニワカオタク)とコスメの話が中心です。PC夏ど真ん中(ブライト&クールサマー)の脂性肌。

ロンドン・パリ旅行記5日目その②かけ足のオルセー美術館

ホテルでバタバタしたので、ちょっと休憩してからオルセー美術館に向かいます。




f:id:daifuku626:20141220182201j:plain

どーん!


ミュージアムパスがあるのでチケットは買わずそのまま入場。
遅い時間なのでチケット売り場は混んでいませんでしたが、荷物検査の場所だけは混んでいました。



憧れの近代美術品の数々!
大学の卒論で取り上げた絵画の殆どはオルセー所蔵のものだったので、感激もひとしおです。


しかし何しろ閉館まで2時間しかない!
ミュージアムパスは4日間のものを購入したので、来れたらまた来ようと言いつつダッシュで回りました。

丁度今東京でオルセー美術館展をやっていて、更にスペインでも展示をやっているらしく?無い作品もありましたが、言われないとわからないほどの作品の数。


残念ながら撮影禁止とのことだったので、写真はありません>_<

写真を撮っている人はたくさんいましたけどね笑
館員も止めてなかったし、ゆるいものでした。
でもやっぱりフラッシュだけはやめさせた方がいいんじゃないかなぁ…


とりあえず部分的におさえて、てっぺんまで登ります。
ここは他の階よりもさらに混んでいました。




f:id:daifuku626:20141221163114j:plain


館内からの眺め。右側に真っ白のサクレクール寺院がよく見えます。
あなたはまた今度ね…
手前に横長に伸びているのはルーブル美術館です。長い…でかい…



f:id:daifuku626:20141221165054j:plain


正面の時計台の内側。




閉館のアナウンスが大変流暢な日本語で流れることに驚きながら、帰り道見られなかった工芸品や宗教画のエリア?なんかを覗きつつ。

壁じゅうに大きな絵がベタベタと貼られていて、ああなんて贅沢でもったいない飾り方なんでしょう…



激混みのお土産屋さんをすり抜けて(店員のお兄さんが、若い美大生的な雰囲気の美青年だった!)、あっという間に退館。
思い入れのある作品(手袋をした女性等)は東京にきていましたが、良いものをたくさん見られました。

また来られるかなぁ…うーん…来たいけど、オランジュリーも行きたいしなぁ…




ここまでお昼も食べずに移動と観光をしたので、流石に疲れも溜まってきました。
夕飯はデリで買ってもいなぁ…と思いつつ、ホテルの目の前にシャルティエという超有名お手頃ビストロがあるので向かって見ることに。

目の前にあるはずが、見つけられず。(実は本当に目の前にあったんですが、疲れのせいかアホなせいか目に入りませんでした笑 でもそういえばこの時すでに行列が出来ていたわ…)

せっかくなのでそのままオランピア劇場のすぐ隣にあるパサージュ・デ・パノラマへ。


パサージュとは、いわゆるアーケード商店街。
そういってしまうと身も蓋もないんですが、18世紀後半から19世紀の、百貨店ができる前はこれが大変な人気で、高級店が軒を連ねた場所でした。
ですので今も優美でお洒落な雰囲気を残していて、老舗のお店も多いです。
このパサージュ・デ・パノラマはパリ最古のパサージュだそうです。

私たちが行ったときは丁度劇場で公演中だったので人はまばら。

どのお店も入れそうだったのですが、かなり疲れていたので店員さんと密なコミュニケーションを取る必要がなく、ラフな感じのビストロを選びました。


L AMI MARCO
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187147-d2437463-Reviews-L_ami_Marco-Paris_Ile_de_France.html
f:id:daifuku626:20141221225317j:plain
お店に飾ってあるエッフェル塔のオブジェ。


お店の給仕さんは若い男の子一人だけ。

彼に、英語のメニューとフランス語のメニューどちらがいい?と言われて、フランス語頂戴と答えてしまった私…!

思い返せばこの時、扁桃腺が腫れるほど疲労が溜まっていて、完全に頭が働いていませんでした笑



しかし、メニューならだいたい読める!大丈夫!!
日本のレストランがやたら外国語使いたがる文化でよかった…


前菜+メイン+デザートの一般的なムニュで1人€18.7=2600円ほど(2014年10月現在)

安い!日本と比べても安い!ロンドンと比べると驚愕の激安価格!!


私はひたすら喉のとおりが良いメニューを選びました。

前菜の豚のパテ
f:id:daifuku626:20141221224416j:plain

でかい!!



メインは牛のタルタル

f:id:daifuku626:20141221230041j:plain

タルタルをオーダーすると、お兄さんに「これどんなメニューかわかる?大丈夫??」と聞かれました。親切。
きょうび日本で牛のタルタルなんて中々食べられませんから、貴重ですね。生肉食わせろー!

これは結構美味しかったです。ただ如何せんものすごい量で、コンディションが万全とは言えない中での完食は難しかったです。
悔しい…!



そしてデザートはフロマージュブラン

f:id:daifuku626:20141221230504j:plain
フロマージュ部分は全く甘みがない、というか素材に手を加えていません。
一緒に砂糖の瓶を置かれて、各々好みで味付けしろとのことらしい笑



前菜からデザートまで酒呑みのオーダーでしたが、一緒に飲むのはレモネード笑
なんて勿体無い…




友人は魚のコロッケにバベット(ハラミのステーキ)を食べていました。
そういえばバベットも味付けはご自分で、って感じに塩が置かれていたな…。


全体的に特段めちゃ美味しい!ということはありませんでしたが、とにかく安い!
この値段他には無いんじゃ、それこそ大行列のシャルティエくらいじゃないかしら。



我々が帰る頃になると、公演が終わったらしく劇場帰りの若い団体さんたちが入ってきました。
確かに、安くて学生さん達には丁度いいですね。



ガラガラだった他のお店たちも、通路上の席まで埋まるほどの大混雑。
みんな劇場帰りで楽しそうにお喋りをしながら食事をしている様子が印象的でした。



パサージュの中には、昔の電車をイメージしたレストランもあって、外観も店内もクラシカルな電車を模したお店もありました。

初めてのパサージュはとても素敵なところでした。

f:id:daifuku626:20141222000743j:plain






さてホテルに戻り、部屋にドライヤーがなかったので貸してとフロントにいうと、「今日はもうないから明日の朝取りに来てー」とのこと…マジか…。

明日の朝はとっても早く出てしまうので、部屋に置いておいて、⚪︎号室だからね!とお願いしておきましたが、ノリが軽すぎて全く信用できない…。



結局髪が濡れたまま眠りました。
ああ、荷物が多すぎて諦めたドライヤー、やっぱり無理やりにでも持ってくるんだった…!



ついでにシャワーのフックが傾いていて、盛大にバスルームを濡らしました…




パリの洗礼をしっかり受けて、今日はもうヘトヘト。

でも明日もとっても早起き!
電車に乗ってモンサンミッシェルに行きますー
頑張るぞ!