ロンドン・パリ旅行記5日目①パリ移動編
今日で楽しかったロンドンとはお別れ。ユーロスターでパリに向かいます。
パリまでは移動時間2時間プラス時差1時間の、計3時間かかります。
10時25分発の電車に乗って、到着は13時47分。
出国手続きがあるので、余裕を持って起床は6時半。
昨日夜更かししたのでねむーい!
でも、遅れては困るので頑張りました。
キングズ・クロスってあのハリー・ポッターの??
違う名前だけど同じ場所にあるの??
どうやらアンダーグラウンドと国際特急電車の駅が一緒になっているから、違う名前がついているみたい。
そう思えば日本でもそんなところあるもんね。
キングズ・クロス駅には9と3/4番線がちゃんとあり、半分埋まっているカートのオブジェもあるそう。
いきたーーい!写真とりたーい!!
なるべく安全策をとっていきたいです。
ということで、眠い目をこすりながらホテルをチェックアウトし、すっかり乗り慣れたロンドンバスで駅まで向かいます。
一本なので楽!
駅についてナショナルレールウェイの看板を目指して歩くと、すぐにオイスターカードの窓口がありました。
ここでオイスターカードの払い戻しを依頼。
あっという間に£8.75が帰ってきました。
日本と違って手続きが楽ですね。
クレジットカードでチャージした場合は、クレジットカードでお金が返ってくるそうです。
お世話になりました。
このあと搭乗口?を探して、場所の確認が出来たのでご飯!
セント・パンクラス駅は天井が高くて上が格子状のガラス張りになっています。ちょっと京都駅の天井に似ているかなぁ。温室のような雰囲気でした。
平日の朝でしたが、ピアノでミュージカルナンバーを弾いているパフォーマーがいました。
ミュージック・オブ・ザ・ナイトやブリング・ヒム・ホームなんかが流れてきて、劇場での素晴らしい体験が思い出されます…本当に楽しかったなぁ。
駅ナカにはカフェがたくさんあって、しっかりしたイングリッシュブレックファーストを食べさせてくれそうなお店もありましたが、
どれもかなりいいお値段(2000円強!)がしたので、サンドイッチがおいしそうなコーヒースタンドにはいることに。
結局サンドイッチも大変よろしいお値段(£5くらい!)でしたので、ベーコンエッグマフィンとラテ。これで£5.5。安いかなと思いがちですが、日本円で1000円超!(2014年10月現在のキャッシュレート)
最後までロンドンの物価の高さには驚かされました…
通勤途中らしき見目麗しいサラリーマンを観察しながら、ゆっくり朝ごはんを食べました。
(というか、こういう混雑したところではレンタルWi-Fiは回線がつかめずつかえない!!)
ネットでユーロスターの出国手続きには時間がかかると読んだので、余裕を持って早めに向かうことに。
と、その前に残ったポンドを使い切るためマークスアンドスペンサーでお買い物。
美味しそうなクリスマスプディング味のクッキーやベーコンチップスなんかをおやつ用に買い込みました(これは結局お土産に)。
残ったお金は13ペンスほど。使い切った!
日本の代理店からユーロスターのeーチケットを貰っていて、チェックイン不要とあったのですが、よくわからないので素敵な制服姿の駅員さんに聞いて見ることに。
背の高い駅員さんは、とっても親切に案内してくれました。バーコードをかざすだけでゲートインできるようです。
無事ゲートを通り出国審査へ。
薄暗くてちょっと怖い雰囲気でしたが、朝が早いこともあるのかかなり空いていました。
セキュリティチェックでは上着も脱がなければならず、結構厳しい。
寒いのと面倒なのでストールだけつけていたら、それもとってと言われてしまいました。
無事ゲートを抜けましたが、余裕を持ちすぎてかなり早く着いてしまいました。
まだ電光掲示板は真っ黒。
もうポンドはないし、荷物も多いのでWi-Fiつかってネットをするくらいしか出来ません。
しかも、なぜかここで繋げたWi-FiはLINEの送信が出来ない!受信は出来るのに…
色々試してみると、画像だけは送れるとわかったので、写真にアプリで文字を入力して送っていました。
今回は長旅なので、一応家族に居所を伝えておかないとね。
ほとんど自慢するために送っていますが笑
長らく待って、ホームへのゲートが空いたのはなんと発車10分前!
エスカレーターに出来た行列に加わって、ここで間に合わなかったらどうしよう…と思いながらも無事乗車。
さすがフランス行き、電車内はフランス語が飛び交っていました。
何をいっているかさっぱりわからない…フランス怖いよー!と怯える私たち笑
見ると意味不明な言語を話しながら笑、楽しそうにブランチを食べているお客さんが多くて、何を食べているのかとっても気になりました。
韓国人が海苔巻きを食べているのは確認。笑。
私たちもおやつを食べたり、パンフレットを読んで今後の予定を考えたりと寝ないように工夫しましたが、昨日の夜更かしが祟って一瞬気を失いました。
ほんの少しだったから大丈夫な、はず…
そうしてついに、パリ北駅に到着!!!!!!
幼児のころからベルばらを愛し、フランスに憧れ続け、ようやくパリの地に足を踏み入れるのです!!
一歩駅の構内に足を踏み入れるとそこは…客引きの山でした…
TAXI?TAXI?としつこく着いてくる客引き…
パリ、ガラ悪っ!!!
治安が良くないと聞いていたので気を引き締めたつもりでしたが、想像以上に擦れた雰囲気でした。
ロンドンでは客引きの姿なんてほとんど見ず、いたとしても至極あっさりしたものだったので余計に驚きました。
むっつりとした顔で全て無視して、タクシーを諦めてメトロでホテルに向かうことに。
パリ北駅からメトロの4番線と8番線を乗り継いで、ホテルのあるGrands Boulevards駅(グラン・ブールヴァール駅)
に向かいます。
パリの地下鉄は世界一わかりやすいとかだそうですが、路線図を見たり地図とつけあわせて考えたりするのがとっても苦手なので、ここも友人におまかせ。
頼りになる同行者がいてよかった…。
さて電車のチケットですが、私たちは全期間カルネという回数券を購入しました。
パリの地下鉄料金は、一定のエリア(ゾーン)までは一律。チケット一枚€1.7です。
カルネはこのチケットの10枚セットのことで、€13.7。バラで買うよりお得です。
セットといってもただバラのチケットが10枚バラバラに出てくるだけです。なので同行者とわけっこすることも出来ます。
私たちはこのカルネを5枚ずつ分けて購入しました。
チケットを改札に通したのは乗車時だけ!降りるときはノーチェックです。なんて大雑把な…そこため出口から入ってくる無賃乗車もなんどか見かけました。
メトロもなんだか汚れた車体と車内で、ロンドンとの違いを見せつけられました。
ただ、多くの日本人観光客を見かけるのもロンドンとの違い。でもこれはなんとなくほっとしますね。
パリの治安にビビってここら辺は写真なし。電車内でもずっとカバンに手をおいていました。
そしてグラン・ブールヴァール駅に到着!ここはオペラ座からも近いし、近くに違う路線の駅もあるので便利です。
ホテルはVICTORIA
まあ、いわゆる泊まるだけの安宿です。
チェックインして、人ふたりが限界のエレベーターを登ってフロアに出ると…
廊下に糸くずやホコリが見えて汚い…しかもなんか変な匂いがする…
そして部屋を開けると…部屋が掃除されていない!!
いや、むしろこれまだ誰かいるのでは?と思うほどの乱れぶり。
とりあえずスーツケースと友人をおいてフロントへダッシュ!(室内電話が不通だった…)
この部屋掃除されてないんだけど!と怒り気味に言うと、フロントはあ?ホントー?じゃあ別の部屋あげるねーと全く悪びれない様子。
ムキイイイイイイイとなるものの、ここはパリなんだ、こんなもの普通のことど…と冷静になり改めて友人と荷物をピックアップして別のフロアの別の部屋へ。
やっぱり廊下は汚い…しかも今度は部屋の中から物音がする…!
ビクビクしながらも、すみませんと声をかけて部屋に入ると、そこには掃除のおばちゃんが!
しかもまだ全然部屋がきれいになってない…
聞けばあと15分ほどかかるとのこと。
私たちちょっと早く来すぎたかしら?ごめんなさいね、と言ったら気にしないで、大丈夫よとおばちゃん。
スーツケースだけ置かせてもらい下のロビーで待つことに。
…ていうかチェックイン14時なのに、今もう15時とっくに過ぎてるんですけど!?なんでまだ終わってないの??謝って損したー!
まあ、フランスだからね…とだいぶグッタリしながらロビーで20分ほどを過ごし、ようやく部屋に入ることが出来ました。
室内は汚くないけど、狭いです。
バスルームも極小。
でもまあ寝るだけだしね…
シャワーのお湯が出ることとトイレが流れることを確認してようやく一息。
ああ、なんだかとっても疲れた…