ロンドン旅行記④3日目ヴィクトリア&アルバート博物館編
ロイヤル・アルバート・ホールを超えてエキシビションロードを下るとすぐにヴィクトリア&アルバート(V&A)博物館に着きます。
ちょうど開館時間だったらしく、すんなり入ることができました。
V&A博物館の向かいにはナショナル・ヒストリー・ミュージアムがあるのですが、こっちは壁をぐるっと囲むほどの大行列!
なんだったんだろう。
V&A博物館は世界の芸術・デザインに特化したコレクションを保有する博物館。
文化史・風俗史好きにはたまりませんね。
その中でも1番楽しみにしていたのは、世界のモード史!
1700年台後半のロココ
マリー・アントワネットの時代
絹・タフタ使用のどっしりと豪華なドレス
1800年代初期
ナポレオンの時代
この靴幅の狭さ!!
1820-40年代
スカート幅は前時代とあまり変わらないけれど、袖を大きく肩を華奢に見せる工夫
1850-60年代
全体的になだらかなラインの優美なデザイン
左はウエディング・ベールです
1870-90年代
オペラ座の怪人の時代ですね!
ドレス幅は細く、お尻の所を持ち上げたバッスル・スタイルが特徴的。日本でいう鹿鳴館スタイルです。
支配人部屋のシーンのクリスティーヌとカルロッタはまさにこんなドレスを着ていますよね。
1900-20年代
ダウントンアビーS1.2あたりの時代ですね。
直線的でシンプルなデザイン。
シビルがじゃーん!とお披露目していたようなオリエンタルデザインが流行ったのもこの頃。
世界大戦期の洋服。
「働く女性」の存在が大きくなった時期。
戦後
クリスチャン・ディオールのドレス!
倹約の時代は終わり!たっぷりと布を使ったドレスが流行りました。
ツィギーが流行らせたミニスカート
かわいい❤️
ヒッピー
ボロファッション
各時代それぞれ特徴的で、しかも並べると推移していく様子がわかってとっても楽しい!
ここまで見てきてじゃあ現在はなんなのか?と考えたら「機能的な服、新素材の生地」になるのかなぁ…。
もう20年くらいしたら、ヒートテックとかがここに展示されるかもね。
おまけ・英国レインウェアの歴史
さすが雨と霧の国!
階段の横のオブジェ
なんだかすっごくかわいい
かわいいかわいい
JAPANエリアもあります
どこかのマダムにプレゼントされた長船もありました。うーん、刀のプレゼント…いらない…
博物館に寄付するくらいしかないわ笑
能楽舞台衣装
明治時代の若い女性の着物(打掛)、おそらく京友禅とのこと
でも、この外ぼかしといい、色合いといい京友禅ぽくない…
でも刺繍があるから加賀友禅ではないし…うむむむ…
なかでも異彩を放っていたのはこれ
甘ロリ!
懐かしいー!!!!
他にも、絵画や彫刻、各国の工芸品なんかもあってとっても楽しかったです。
何よりオススメなのは、ジュエリーエリア!
見つけられなくてあきらめかけて、最後の最後に見つけて見てきたのですが本当に、ほんとうに綺麗でゴーーージャスなジュエリーがいっぱい!!!!
写真撮影不可なのが心から残念…!
是非是非見に行かれることをオススメします!!
建物内も綺麗です
レストランの天井
美術館内のレストランは、デリを好きに選んでセットにするシステムしたが、物凄く混雑していたのと、なかなかお高かったのでレストランの写真だけ。
だいたい£15〜って感じ。
あー楽しかった!