ロンドン・パリ旅行記6日目その③憧れのモンサンミッシェル!後編
お昼は、友人がお勧めされたレストランへ行くことに。
ガイドブックの地図を見ながらぐるぐると歩いてみるけどなかなか見つからず。
他にいいお店を見つけたらそこに入ってもいいし、とぶらぶら歩いてみました。
モンサンミッシェルは、島の下側の外周に沿って街があり、建物は壁のように連なっています。
その建物の二階や3階部分が道になっているのが面白いです。塀の上をつたっているみたい。
上の道から下をのぞくとこんな感じ。
お店の看板がかわいい。
なぜかユニオンジャックも見える。
この通りはレストランが沢山あって、特に二階のテラスで干潟を見ながらの食事はとても気持ちが良さそうでした。
ただ、このロケーションもあってか二階席は一階より料金上乗せ、てところが多かったです。;^_^A
ただ、一番安いコースで30€からというフォーマルなおみせもあれば(ラベンダー色のテーブルクロスが素敵だった)、ハンバーガーとドリンクで15€くらいのところもあり、全体的に観光地価格ではありますが価格帯は幅広かったです。
散歩を楽しみつつも、さすがに空腹が過ぎるから真剣にお店を探そう…と歩いていたら、アイスクリームショップのカウンターに輝くばかりのイケメンが!!
眩い笑顔のイケメン
あまりのキラキラスマイルにびっくりして来た道を戻って二度見してしまいました。
そして偶然にも、輝くイケメンのいるお店が私達の探していたお店でした。
決してイケメンに誘われた訳ではありませんよ。
入ったお店は
AUBERGE SAINT PIERRE
のブラッスリーです。
モンサンミッシェルで絶対食べたかったのは、オムレツでもガレットでもなく、魚介!!
ブイヤベースとかスープドポワソンとかが大好きで、モンサンミッシェルは本場の味を楽しむ最大のチャンスです。
友人はビスクを、私はスープドポワソンをチョイス。
帰りの電車もあったので、とりあえず頼んで時間を見ながら追加しよう…と思っていたら、出てきたのがこれ。
どーん!
金魚鉢のようなスープカップ(丼?)になみなみと盛られたスープ。
ココットに山盛りのチーズ。
日本なら3杯分はあるんじゃないかという量にギョッとしました。
お味は、期待以上に美味しい!!
海鮮の旨味をギュッと濃縮した味わいに、日本人的味覚を刺激されました。
食べても食べてもなくならないこの量もさすが本場というかんじ笑
そしてお供は、ブルターニュ地方の名物のシードル
口を近づけないと飲めない笑
微発泡で低アルコールのリンゴのお酒です。
甘くて飲みやすくて美味しかった!(でも多すぎて飲み切れなかった)
で、せっかくだから名物も食べたいよねとガレットも注文。
一番オーソドックスなレモンとバターのガレット
塩キャラメル、リンゴのアイス、ラム酒、リンゴのコンポートのガレット
お酒に火をつけてアルコールを飛ばしてくれますが、結構なアルコールの高さでした。
こちらももちもちとした食感が美味しかったです。
私達のテーブルについていた給仕の女の子が愛想が良くて優しくてちょっとはにかみ屋さんでとーーっても可愛かったのですが、
それより気になるのがあのイケメン。
あんなにカッコよかったら客寄せになりそうだよねと友達と喋りながら観察してみました。
イケメンはウエイターなはずなのですが、店の前でドアにもたれて他の店員とお喋りしたり、アイスクリームカウンターから観光客にちょっかいかけてみたりと、ウエイターとしての仕事は全くしていない…
どころかずっとさぼっているけどいいのかな、と話していたところ、彼に声をかけられて続々と入ってくる若い女の子たち!
そう、彼は正に客寄せパンダ、その美貌で客を呼ぶことが彼の仕事だったのです(多分)!
一見仕事をしていないように見えた彼でしたが、実は大変重要な仕事をしていました。
確かに、パンダとしてだけでも雇う価値のある美貌笑
帰り際に通った時も、韓国人の女子旅グループが自撮り棒で撮影しているところにさっと混じってみたり、通りがかりの女の子にウインクしてみたり。
サボっていると思いきや、すごく仕事熱心だったのね笑
素晴らしいイケメンの有効活用だと思いました。適材適所。
イケメンと触れ合うランチのお値段は2人で€46.1(14年10月現在6400円ほど)でした。
観光地なのと、サービス料込の価格なのでこんなものかな。
ご馳走様でした。
夕方5時にはレンヌ行きのバスに乗らなくてはならないので、それに間に合うよう街を探索。
本当は中世の拷問器具や武器が展示されている博物館も行きたかったけど、時間と費用の面から割愛。
夕方になるにつれ、また雲が出てきた
お土産も買いたいので、4時過ぎくらいにはモンサンミッシェルを後にしました。
あっ忘れてた!
手乗りモンサンミッシェルを撮るのをすっかり忘れていたので、無理やり自撮り。
夕方発で、モンパルナス行きの最終電車に接続出来るバスは一本しかないので大混雑になるんじゃないかと心配して、早めにバス停で待ちましたが余裕で座ることができました。
レンヌ駅で電車を40分ほど接続待ちをしたので、駅ビルの本屋さんでフランスの雑誌を物色したり、おやつを買い込んだりして時間を潰しました。
どっちも美味しかった!
帰りの電車は普通車両。流石にグリーンよりも雑然としていたので寝ないように気をつけました。
そうして9時過ぎにモンパルナス駅に到着して、そこからまたメトロに乗り、ホテルに着いたのは10時過ぎ!
ホテルに着いた頃にはクタクタでした。
で、案の定頼んだドライヤーは部屋にない…
フロントに聞いたら全て貸し出し中とのこと。
おフランスめ…!!
文句を言う元気もなく、この日もドライヤーなしでやり過ごしましたとさ。