ロンドン・パリ旅行記7日目その①いざベルサイユへ前編
パリは今日も曇り。
朝はお天気が悪いものなのか?毎日曇っています。
早起きしたつもりが、ご飯を食べたりロビーでネットをチェックしたしていたらあっという間に8時を過ぎていました。
ついでに今日もドライヤーは全て貸し出し中でした。
諦めて、タオルドライしたあと編み込んでしまってそのまま出発笑
今日の行き先はベルサイユ宮殿!
「文句があればベルサイユへいらっしゃい」のベルサイユです!!
私は字が読める前からベルサイユのばらを愛読書とし、ついには大学の卒論までフランス服飾史にしてしまったほど。
ベルばらが私の人格形成に大きな影響を与えているといっても過言ではありません。
私の聖地ベルサイユへ、いざ!!!
メトロ9番線でPont de Sevre駅まで向かい、そこから171番バスに乗りかえ、その終点がベルサイユ宮殿になります。
なのでバスの乗客はほとんどが観光客です。
アジア人がやっぱり多いです。韓国人の女の子から、つんつんとつつかれて「これベルサイユに行く?」と聞かれました。
ホテルから1時間ほどかかってベルサイユに到着。
ばーん!
キラッキラの城門(この前はものすごく混雑しています)
ミュゼパスを見せてゲートイン
ベルサイユ宮殿でまずすべきことは、のの右奥の扉から入ってオーディオガイドを借りること。
なんと無料です、すごい!
さらに凄いのは、美術館の人が並んでいる人の国籍を瞬時に見抜いてそれぞれの言語のオーディオを渡すこと!
客が喋るより早く「スパニッシュ?」「コリアン?」と声かけしてきます。
私は丁度、前が韓国人で後ろが中国人というアジアン三連続だったのですが、美術館の人は即座に「ジャパニーズ?」と聞いて、もう手に日本語のオーディオガイドを持ってました。
すごい!!
一体なにが違うのか…
礼拝堂
この大理石の巧みな使い方!そして天井の角に人を描く(写真右の肖像画のちょっと上)お茶目さ、すてき。
どこの天井もこんな感じ。もったいないくらいの絵の大盤振る舞い。
国王の寝室?
ベッドが小さい!って思ったけど、多分部屋の周りのものが大きすぎるから
そしてそして、1番の目玉、鏡の間!
今日のベルサイユは大変な人ですこと!
(これが言いたかった)
キランキランです、すごい!!
燭台?までキランキラン
すごいわー…
こちらがマリー・アントワネットのベッド
他の部屋とは全く雰囲気が違います。
家庭的で少女趣味。
薔薇が可愛いですね。
天井の装飾
四隅にマリーのMがあしらわれています。
マリー・アントワネットと3人の子供
この肖像画はとても有名ですね。
たしかベルばらでも、この絵を書くシーンがあったはず。
母娘のお揃いドレスと同じ色の壁紙なのが凝ってる。
ナポレオンの間
ナポレオンはベルサイユ宮殿を改築しようとしていました。
お金も時間も足りなくて、途中で諦めたけどね。
同じものがこことルーブルにあります。
こんな馬鹿でかいものを2枚も…
入場時にはさほど並びませんでしたが、宮殿内はものすごい人で、特に鏡の前は歩くのに苦労するほどでした。
音声ガイドを一つ一つ丁寧に聞きながら見ながら歩こうとすると、軽く3時間くらいはかかるかな…。
そういえば、音声ガイドを聞こうと思ったらガイドナンバーがどこにあるかわからずキョロキョロしていたら、学芸員さんがさっと寄ってきて、どうしたの?ナンバーがわからない??ここにあるわよ、と案内してくれました。
とても親切で、笑顔が素敵な女性でした。ベルサイユ宮殿の学芸員さんはほかの観光地に比べて、総じて愛想が良かった気がします。
見学後は、宮殿内のアンジェリーナでマロンペーストのチューブと、可愛い本(中身は塗り絵)を購入しました。
さて、豪華な宮殿を見た後は外に出て、プチ・トリアノンをめざします!