ロンドン旅行記⑦4日目はちみつ色の村~バイブリー編
バーフォードをあとにして、次は「英国一美しい村」と言われたバイブリーに向かいます。
村に向かうまでの道のりは、のどかで美しい丘陵地帯。
バスの中から。ギリ撮れた?放牧されている羊たち。
ひつじのショーンとおなじ種類!
なんともかわいい眺めです。
バスガイドさん曰く、昔のコッツウォルズは次の村もそうですが、毛織物が盛んな産業だったそう。
しかし、インドからなめらかな綿が入ってくるとチクチクしてかたい毛織物はすたれてしまい、コッツウォルズの村々に大きなダメージを与えてしまいました。
というわけで、
「ここらへんで育てられている羊は、昔は羊毛、今食用」
バスガイドさんの名言でした。
確かに、今大人気のハリスツイードもイギリスのメーカーですね。
さて次の村、バイブリーはウィリアム・モリスが世界一美しい村と称しています。
大学でウィリアム・モリスに触れた大福としては興味津々。
バイブリーはとても小さな村だそうで、頑張れば20分ほどで主要箇所を回ることができます。
ではご覧ください、こちらが英国一美しい村です!
どーだ!!
なんてフォトジェニックなんでしょう!
去年いったベルサイユ宮殿のプチトリアノン宮に、イギリス農園風の村がありました。あれはマリーアントワネットがイギリス農園に憧れて莫大な費用をかけて作らせたものでしたが、財力(彼女は赤字だらけだったけど)と権力があれば作っちゃうのもわかる…と思うほど美しかったです。
会えたらラッキーな黒鳥。ここでは白鳥と黒鳥がみられるらしいです。今日はいるかなーと探していたら発見!
村のみどころ、アーリントン・ロウ。
中世では修道院の羊毛庫として使われ、その後織物工の作業場・コテージとして使用されました。
建物をながめながらお散歩。
見るものがすべて美しく、何度も立ち止まって写真を撮ってしまいます。
連写したくなる気持ちもわかるでしょ?
ところで、ここらへんのおうちって全部古いけど、新築は建てられないのかしら?柱が古くなったりしないのかな?と話していたら、タイミングよく建設中のおうちを発見。
よーくみると、ちゃんとはちみつ色のれんが(しかも古そう)を使っています。
古いレンガをつかって新築をたてているのか、それともリフォームなのか?そこらへんはわかりませんが、面白いものがみられました。
さてこちらもバイブリーの名物、マスの養殖所。
日本の養殖所を想像していたので、観光地になるの?と思っていましたが、これがとっても素敵なところでした。
ただの池とお庭かと思ったここがマスの養殖場だそう。
養殖場にはレストランと郵便局を兼ねたお土産屋さんがあります。
写真を撮っていたらどこからともなく現れた白鳥。
もう一羽!
興奮して写真を撮る観光客にサービスするかのように、ゆっくり歩いていきました。
奥に見えるのが養殖場のレストラン。
わざわざ通路をあるいて池の中に入っていった…。飛べばいいのにー。
やっぱり観光客サービスだったのか?
非常に有名なスワン・ホテル。日本人の宿泊も多いそうです。
わずか30分ほどの短い滞在でしたが、ゆったりした村の美しい風景を楽しんできました。