ロンドン・パリ旅行記9日目その①最後まで食べきる!パリのパティスリー
とうとう帰る日になってしまいました。
結局快晴の朝空を拝むことはありませんでした。ヨーロッパの秋ってそんなものなのかな。
タクシーバスが12時過ぎにくるのでお昼は難しいかと、最後の朝ごはんをしっかり食べて、パッキングをしたら朝のお散歩兼お土産の買い出しへ。
昨日狙いをつけていた、バター・チーズを買い込んできました。このために保冷バッグも持ってきたもんね。
エシレとボルディエほか。
今思えばベイユベールのバターも買って来れば良かった……
ベイユベールのバター、この左上の四つのバラエティセットなんて€3.90!500円ちょっとなのに!
プレーンバターだって€2.2…日本で買ったら2000円以上するんですよ(輸送費等々含めたら仕方のないことだけど)
こんなにバターばっかり買ってもなー、無事持ち帰れるかもわからないしなぁ…と理性のいうことを聞いたのを激しく後悔。
ほんと、理性なんて何の役にも立たないんだから!!
帰り道に素敵な教会をみつけたのでふらっと立ち寄って、
ついでに素敵な雰囲気のパサージュ・ジュフロワにも寄り道。ホテルのすぐ近くです。
入ってすぐにグレヴァン蝋人形館があったらしいのですが、全く気付かず。
ガラスの屋根が素敵なパサージュです。
そこを歩いて見つけたココ!
ショーウィンドウに美味しそうなケーキが陳列されています。
場所も素敵で、お店もとっても可愛くて、ケーキも美味しそうで、これは入らないほかないとIN!
そういえばパリでちゃんとしたパティスリーのケーキを食べていなかった。この機会は逃せない!
お店のマダムは映画『ショコラ』のジュリエット・ビノシュのようなおしゃれな美人。
中に喫茶コーナーがあるのでイートイン出来ます。
どころかモーニングセットもブランチセットもあって、朝をしっかり食べて来たことを激しく後悔…
ケーキも、こんなとき普段なら当たり前に2個食べるのにとても2個は入りそうにない…。
ということで吟味して一つ選択。
友人はシンプルなショートケーキのようなものを。
私は悩んだものの、日本ではまだあまり見ないサントノレを(+一つのサイズが大きいからという理由アリ)
じゃーん!
紅茶はたっぷりの量をポットサービスしてくれます。(友人ケーキのソロショットは撮影し忘れた)
お味はもちろん、とってもおいしいです!
しっかりとした甘みはありますが、くどくなくてこのサイズでもペロリ。
思いがけず素敵なひと時を過ごしてしまいました。
ああ、もう一つ食べたかった…あとモーニングも食べたかった…
フルーツベースのケーキたち。今見返しても美味しそう
手前からタルト・スポンジ台のもの→木の実・キャラメル→チョコ→イチゴ系
とグラデーションになっているところも素敵
朝からパンはもちろんケーキをこんなに種類揃えるなんて素晴らしい!
奥に見えるクグロフも有名らしいです。
マダムもとっても優しくて素敵でした。
最後に来れて良かった!
日本で、「パリの街角にあるパティスリーをイメージしています」というコンセプトのおしゃれなケーキ屋さんをよく見かけますが、
今までそれを見るたび「こんなおしゃれで凝った高級ケーキばっかり置いてる店、街角にないでしょ」とヒネた目で見ていました。
今回、パリの街角のケーキ屋さんがとてもおしゃれで、ケーキもおしゃれなことを知りました。
疑ってごめんなさい(でもサイズは日本の方がずっと小さいけどね)。
ごちそうさまでした。